インタビュー
Q:相談について、無料相談が充実していて、営業時間は平日夜 9 時まで、日曜日も夜 7 時まで開いているとのことで、相談しやすい体制を整えているようですが、事務所の方針として法律相談に力を入れているのでしょうか。
A:はい、当事務所は相談対応に力を入れています。問題解決の入り口として、まず相談が重要だと考えるからです。相談により簡単に解決する問題もあれば、そこから解決まで時間がかかる案件もあります。いずれの場合も、まず相談することが重要だと思います。
平日昼間は仕事で忙しいという方でもご相談の機会を持てるように、夜や日曜日も営業することとしています。ご都合の良い日時にご相談いただければ、と思います。
Q:よく早目の相談ということが言われますが、実際のところ弁護士の立場からどのようにお考えになりますか。
A:相談のタイミング次第では解決が難しくなったり、不利な結果につながりかねないケースがあることは確かです。わかりやすいケースとしては、裁判に負けてから相談に来られても、判決が確定していれば例外的なケースを除いて覆すことはできません。不利な示談をしてしまった場合も同じです。また、交渉や裁判の途中でも、途中で中間的な合意や事実認定がなされて不利な方向を変えることが難しい場合もあります。それゆえ、紛争が起きたら、あるいは起きそうだと感じたら、早めにご相談いただくことが重要です。
また、知識がないと、本来はしてはいけないこと、するとよくないことを知らずにしてしまう恐れもあります。そういうことを防ぐためにも早めの相談が重要だと思います。
ご自身で調べた知識で対処しようとする方もおられますが、インターネット上の情報は正しいとは限らないし、ご自身のケースに当てはまるものかもわかりません。ご自身の場合に、何が問題か、どのような解決方法があるか、を知ることは大変重要です。また、交渉や訴訟等を専門家に解決を任せた方が良いケースも多々ありますが、その場合も入り口としての相談は大変重要です。
したがって、早めに相談して、正しい知識を得て、また専門家への依頼の機会を得ることは、問題の適切な解決のために重要だと考えます。
Q:企業からの相談についてご質問ですが、企業がスポットだけでなく顧問契約で弁護士に相談することのメリットはどのような点にあるとお考えですか。
A:まず、電話や電子メール、ZOOMなどを使って来訪しなくてもの相談ができるという点が挙げられます。また、顧問契約のプランによっては個別の案件をご依頼の際に着手金が割引になるなどのメリットもあります。
そして、私が最大のメリットだと考えるのは、弁護士が御社の業務に詳しくなるということだと思います。そうすると、何か問題が起きた時に、相談に速やかに、的確に対応することがしやすくなります。すなわち、初めての企業からのご相談だと、どういう業種で具体的な業務内容はどういうもので、それに関連してどういう問題が起きているのか、を一から聞き取らないといけません。それらがわからないと、適切な回答が難しいからです。その点、顧問先であれば、繰り返し相談を受けているうちに、どういうお仕事をされている企業なのか、社内の組織構造はどうなっているのか、これまでどういう問題が起きてきたのか、をある程度把握できるようになります。そういう知識があったうえで相談に対応する方が、弁護士から見ても、今起きている問題の把握が速やかにできます。
もちろん、初めてのご相談の時も、じっくりお話をお聞きして、分析して、しっかりと対応することはできます。ただ、慣れている企業様からのご相談のほうが、速やかに適切な対応ができる可能性は高いと思います。そういう意味でも、「いつも相談している弁護士(事務所)」をもっておくことは、企業様にとっても安心につながると考えます。
Q:このホームページを見て御事務所に相談しようとしている方に一言お願いします。
A:まずは、ご相談ください。問題の解決への第一歩は、専門家への相談です。当事務所は、2009年の設立(法人化は2010年)以来、多くの方からのご相談を受けてきました。相続、交通事故、債務整理、企業法務、など様々な分野を扱ってきました。当事務所では、多くの案件を扱っていますが、複数の弁護士が在籍しており、一つ一つの相談に丁寧に対応させていただきます。
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